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筆者は、インフラエンジニアとして客先常駐型で仕事をしています。(現在はテレワークメイン)
客先常住のSEの仕事は、決まった時間にお昼ご飯が食べられなかったり、夜も残業が発生して食べる時間が遅くなったりと、食事に関して不規則になりがちな面があります。
バナナダイエット
ゆでたまご置換ダイエット
炭水化物無しダイエット 等、
巷では日々、○○ダイエットなる情報が流れています。
筆者も、ダイエットの為に色々と試してみました。
この記事では、元BMI25・肥満の30代現役ITエンジニアが〇〇ダイエットについて実際に経験し、感じた効果・注意点について記載していきます。
筆者の自己紹介を簡単にさせて頂きます。
▼筆者の自己紹介 1987年生まれ 36歳 男 身長:165㎝ 体重:ダイエット前:68kg(2020年頃) → ダイエット後:60kg(2022年~) 体脂肪率:ダイエット前:20%以上 ダイエット後:10%~15% 職業:インフラエンジニア(サーバー設計・構築等)
筆者のプロフィールの詳細については、下記記事で紹介しています。
バナナ・ヨーグルトダイエット(効果:小)
バナナやヨーグルトは健康にいい。だから食べるとダイエットにも良い。
元々朝食を取る習慣が無かった筆者でしたが、そんな情報から特に朝、バナナを1本食べるようにしました。
また、無糖のヨーグルトを購入し、朝・昼・晩等に食べるように習慣づけしました。
が、体感としては、バナナやヨーグルトを食べたからといって特別ダイエットに効果は感じられませんでした。
バナナを食べるだけではダイエットにならない
バナナは、素早くエネルギーになったり低脂質、またビタミンやミネラルが含まれる といった特徴はあります。
しかし、バナナ単体を食べただけでは、ダイエット(脂肪燃焼や体重の減少)にはならないのです。
ヨーグルトも同様に、単体では効果は薄い
ヨーグルトを摂取する事で、腸内環境の改善や、タンパク質の摂取等のメリットはありますが、
ヨーグルト単体では、バナナと同様にダイエットに大きな効果は感じられませんでした。
ゆでたまご置換ダイエット(効果:普通)
ご飯等の主食を、ゆでたまごに置き換える というものダイエット法です。
具体的には、ランチで食べているご飯をゼロまたは半分に減らし、変わりにゆで卵を1~3個食べる という内容で筆者は実践してみました。
効果の程は、劇的なダイエット効果は無いが、現状維持~僅かに減少 くらいは感じられました。
糖質の摂取が抑えられるという点では効果は期待できる
普段食べている「ご飯等の主食」を「ゆでたまご」に置き換えるという事は、どういう事かというと
糖質メイン(ご飯)の栄養が、 タンパク質・脂質がメイン、糖質は極小(たまご)の栄養に置き換わるという点が一番の特徴です。
次に記載しますが、低炭水化物(糖質)ダイエットに結果的になっている という点では、多少のダイエット効果は期待できるかと思います。
【注意点】ご飯以外にも糖質は含まれている
一定の効果は感じられた「ゆでたまご置換ダイエット」ですが、
ご飯以外にも糖質は含まれている為、ただご飯をゆで卵に置き換えただけでは、糖質は完全にはカットできない 点に注意が必要です。
例えば、筆者は「唐揚げ弁当」が好物で、平日のランチはほぼ毎食食べていましたが、
市販の唐揚げやお弁当には、下記のような食材に糖質が含まれています。
・唐揚げの衣
・唐揚げのタレ、ソース
・弁当の副菜のポテトサラダ 等
さらに筆者は、前述したように「ヨーグルト」も併用して食べており、これにも糖質は含まれます。
唐揚げの衣、タレ、ポテトサラダ、ヨーグルト(100~150g程度) これだけでも
糖質は20g~30g程度(概算)にはなってしまいます。
もちろん、ご飯をまるまる食べると 40g~80g程度の糖質(ご飯100g~200gの場合)となるため、
それに比べれば少ないですが、ご飯をカットすれば他はOK という考えでいると他の食材から糖質を結果的に摂取し、ダイエット効果が低くなる という事が起こる点に注意が必要です。
低炭水化物ダイエット(効果:大)(注意点あり)
ご飯等の主食を減らす、またはゼロにするといったダイエット法です。
炭水化物は、糖質+食物繊維で表示されるため、正確には「糖質を減らす」ダイエットというのが正しいです。
こちらは、確かにダイエットに関して効果は感じられました。
1週間程度主食を抜く・減らすだけでも、体重が目に見えて落ちた体感があります。
しかし、低炭水化物(糖質)ダイエットは、その仕組みを正しく理解していないと、
リバウンド等、思わぬ落とし穴がありました。
ただ主食を抜くだけは、かなりキツイ
当時の筆者は何も知識も無かった為、「ただ普段の食事から主食を抜く・減らす」だけを実施しました。
これは、やった事がある方は解ると思いますが、空腹感を強く感じるのでかなりキツイです。
そして、キツイことにより、長く続けられなかったり、リバウンドに繋がってしまうという事がありました。
総カロリー、糖質量、3大栄養素について最低限の知識が必要
低糖質ダイエットを正しく実行するには、最低でも下記の3つの知識は必要です。
▼低炭水化物ダイエット実行に必要な知識 ①総カロリーについて 糖質をカットするだけでは総カロリーが通常より少なくなるため、その他の栄養素(タンパク質・脂質)を増やし、総カロリーを減らしすぎない調整をする事が必要 ②糖質量について 主食以外に含まれている糖質について正しく把握し、糖質量を管理すること ③3大栄養素について 食材・食事毎に含まれる 糖質・タンパク質・脂質の3大栄養素の量について理解していること
上記以外にも、食物繊維を含めた炭水化物の構成 や、 炭水化物のGI値、血糖値について、脂肪酸・アミノ酸・ビタミンミネラル等の必須栄養素等、
知識として抑えておきたい点は他にもありますが、低炭水化物ダイエット実践において、まずは上記の3つは必須レベルで必要な知識 だと筆者は考えます。
ITエンジニアのダイエット失敗例(筆者経験)
最後に、筆者が実際に失敗したダイエット例を記載します。
朝食:食べない か バナナ一本、ヨーグルトまたは牛乳だけ
昼食:主食無しで外食、または市販の弁当で主食を抜く or ゆでたまごに置き換える
夕食: 主食は基本無し。その他は制限無し
飲み(晩酌):ほぼ毎日。居酒屋に行く場合、ご飯等の主食は控えるが、その他は制限無し。
自宅の晩酌の場合、おつまみは主食は控えるが他はなんでもあり。
筆者は当時、インフラエンジニアとして客先常駐で仕事をしていました。
客先常住のSEの仕事は、決まった時間にお昼ご飯が食べられなかったり、夜も残業が発生して食べる時間が遅くなったりと、食事に関して不規則になりがちな面があります。
筆者は、上記の様に、部分部分ではダイエットを意識した食生活を実践していました が、
結果的に、体重が減っては増えて を、繰り返す結果となりました。
そして、20代後半~30代前半までは、 BMI24~25 あたりを行ったり来たりするという、
決して健康的とは言えない食生活だったと思います。