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IT業界でインフラエンジニア(システムエンジニア)として働いていくためには、知識や技術力(スキル)の取得が必須です。
インフラといわれる分野に必要な知識やスキルは、ノートPC1台とインターネット環境があれば、
自宅で、自身のみでスキルを身に着ける事が可能です。
初級エンジニア(独学したい人向け)のノートPCの購入の仕方、注意点などをこの記事では紹介いたします。
筆者について、簡単に紹介させて頂きます。
▼筆者の紹介(ITエンジニアとしての業務経験) ・IT業界経験年数 7年(営業経験:4年 SE経験:6年) <案件,業務経験要約> ・PCキッティング・展開 ・各種ネットワーク詳細設計・構築 ・各種サーバー設計・構築 ・ヘルプデスク(Windows、Office365製品サポート) ・仮想化設計/構築 ・クラウド設計/構築
筆者のエンジニアプロフィール詳細は、下記をご覧ください。
・ノートPCでスキルの習得ができるの?
・メモリとかディスクとか何を選べばいいのかわからない
・そもそも、中古のノートPCで大丈夫?すぐ壊れたりしないの?
上記のような疑問も含めて、記載していきます。
とにかくおススメのノートPCをすぐに知りたい!という方は、
最下部の筆者おススメの中古ノートPCをご確認下さい。
ノートPC1台で何ができるのか?(取得できる知識・スキル)
ノートPC1台で取得ができる知識や技術力(スキル)を下記に記載致します。
「運用」業務や「構築」業務等、一般的なインフラエンジニアに必要な知識や技術力(スキル)のほとんどは習得が可能です。
▼ノートPC1台(WindowsOS)で習得できるインフラスキル一覧 ・Windows OS端末の設定全般(キッティング) ・BIOS設定 ・仮想マシン用ホストの構築(≒仮想ホストサーバー構築) ・仮想サーバー構築(ゲストサーバ:Windowsサーバー,Linuxサーバー等) ・各種サーバーの設定確認 ・各種アプリケーションの導入、機能検証等
上記のインフラスキルを習得できれば、運用や構築といったインフラエンジニアとして業務経験を積んだことと等しいため、案件に参画し業務を遂行することが可能となります。
また、案件経験が無い状態(未経験)でも、上記のインフラスキルを経歴書に記載・説明ができる事で、案件で採用される確率は高くなります。
どのノートPCを買えばいいか?(スペック)コストは?
パソコンって結構高いですよね。なるべくコストは抑えたい方が多いと思います。
新品では無く、中古のノートPCで全く問題ありません。
コストは、概ね2万円~3万円程度 で購入可能です。
中古で問題ありませんが、必要最低限あると便利なノートPCのスペック(性能)の数値というものがあります。
下記に一例を記載します。
▼必要最低限あると便利なノートPCのスペック(性能) ・OS:Windows 11推奨 ・ハードディスクタイプ:SSD(容量:256GB以上推奨) ・CPU:Core i5-XXXXX以上推奨 ・メモリ:8GB以上 ・Microsoft Office付属
▼POINT(必要最低限あると便利なノートPCのスペック) ・OSはWindows11推奨(Win10は2025年10月でサポートが切れるため) ・ディスクのSSDは必須(HDDは起動・処理速度がとてつもなく遅いです) ・CPUは、最低でもCore i3以上であれば問題無し (別のCPUの場合、仮想環境の構築に適応しない場合があります) ・メモリ:8GBは最低限必要です
Amazonで2万円以上のノートPCであれば、ほぼ上記のスペック(性能)は満たしています。
その他のスペック(性能)について:ディスプレイサイズ,Wifi,セキュリティソフト等
その他のスペック(性能)について記載します。
▼その他スペック(性能)機能について ・ディスプレイサイズ →ノートPCの画面のみで作業する場合15.6サイズだと見やすいと思います。 →13.3だと少し小さく感じるかもしれません。(別のモニターに移す場合は問題無し) ・Wifi →基本的に内臓されています(稀に内臓されておらず、外付けUSBタイプがありますので注意) ・Bluetooth →基本的に内臓されています ・HDMI →モニター等に画面を移す場合便利(基本的に内臓されています) ・DVDドライブ →基本的に内臓されていません、必要になったら外付け対応を購入で問題無し
▲避けた方が無難な付属品
・ウイルスセキュリティソフト系
→基本的にサードパーティ製(Microsoft以外の他社製品)のウイルスソフトは、マシンのパフォーマンス(速度等)に影響を与える事が多いので、導入はオススメしません。※
※WindowsにはデフォルトでWindows Defenderというセキュリティソフトが入っていますので、
他社製のセキュリティソフトが無くても、基本的には問題ありません。
周辺機器(キーボードやマウスについて)
★キーボードやマウスは必要?
→キーボードは、ディスプレイに映して作業する際は、あると断然作業効率が良いです。
→マウスもあった方が断然作業しやすいです。
→Bluetoothだと便利ですが、Bluetoothは時たま通信に不具合が出たりすることがあります。
「USBタイプ」だと、通信の不具合はまず発生しないので、オススメです。
筆者は、下記のキーボード、マウス一体型(1つのUSBタイプ)を愛用しています。
価格は2000円~3000円程度です。
ダイソー等でもマウスは売っていますが、壊れやすいのが玉にキズ です。
持ち運び用など、サブのマウスには良いと思いますが、普段使う機材は、普通の価格の機材を買う方が、結果的にランニングコストが良いと思います。
(上記のキーボードマウスは、3年使用していますが今のところ不具合ありません。)
中古PCで大丈夫なのか?
中古PCって大丈夫なの?
ちゃんと使えるの?
すぐ壊れたりしない? といった疑問をお持ちの方もいると思います。
結論を申しますと、「ちゃんと使えます」し、「そうそう壊れません」。
筆者は2020年~2024年の4年間で、中古ノートPC2台を購入していますが、
2年目使用している中古PCは今のところ不具合無く動作しています。
中古のノートPCでも、基本的には普通に使えると考えて問題無いと思います。※
ノートPCは消耗品、1~3年サイクルで買換えが必要な代物
中古にせよ新品にせよ、PCの平均寿命は2~3年程度と筆者は考えています。
新品のPCでも、3年以上不具合無く動作するというのは稀だったり、
また、仮に不具合が無かったとしても、数年経てばスペックやOSが古くなり、買換えの時期となる代物だからです。
・仮に3万円の中古を1年毎に買い替えたとして、3年で9万円。
・10万円の新品を買って3年使い続けると、10万円。だが、3年以内に万が一故障した場合は
修理や買換えに費用がかかる。
どちらにしても、中古の方がコスパは良さそうです。
実際にamazonで中古PCを買ってみた(購入までの流れ)
実際にamazonで中古PCを買ってみましたので、流れを記載致します。
(必要なスペックを満たしていれば、amazon以外で購入しても全く問題ありません。)
STEP1:amazonサイトで「中古 ノートpc ssd」で検索して探す
・amazonで、「中古 ノートpc ssd」と検索します。
・価格を「10000-50000円」で絞込を行うと、安いPCに絞って探せます。
すると対象のノートPC一覧が表示されますので、この中からスペックを満たすノートPCを探します。
amazonの場合、評判の高い、また売れ筋の商品が上位に表示されます。
基本的にはamazonおすすめで表示される 上位1~2ページ内にある商品で問題ないと思います。
STEP2:スペックを確認したら、購入する
商品をクリックし、詳細を確認します。
スペックに問題が無ければ、購入しましょう。
実際に、私がAmazonで購入した中古ノートPCはこちらです。
※2022年2月時点で 価格は\26,800 でした(価格は変更となる場合があります)
STEP3:商品到着したら、開梱して中身を確認する
商品が到着したら、実際に開けて中身を確認します。
筆者が買った中古PCは、外付けのDVDドライブが付属されていました。
筆者おススメの中古ノートPC(2024年最新版)
筆者のおススメ中古ノートPC(Amazon)を記載します。
どのノートPCを買うべきか悩んだ際は参考にしてみて下さい。
▼上記ノートPCをおススメする理由 ■必要なスペック条件OK(Win10,SSD,メモリ8GB) ■あると便利スペックOK:Bluetooth,Wifi,HDMI ■12インチ、1.3kgと軽量でコンパクト ■耐久性が良いレッツノート(筆者体感)
筆者もサブPCとして愛用している中古ノートPCです。
最低限のスペック(性能)は満たしており、耐久性も高くおススメです。
人によっては難点かもしれない点は下記です。
・マウスパッドが独特の形の為、慣れが必要
・キーボードが小さく、慣れないとタイピングがしづらい
まとめ
この記事では、インフラエンジニアとして必要な知識や技術力(スキル)の取得のため、
まず中古ノートPCを購入する。その具体的流れについて記載致しました。
▼この記事のまとめ ・インフラエンジニアとして必要な技術スキルは、ノートPC1台で習得可能 ・ノートPCは、中古ノートPCで十分(コスト:2万~3万円)
実際にインフラエンジニアとして必要な知識やスキル習得については、下記記事も参考にしてみて下さい。
▼ITエンジニア向け記事一覧
https://www.syeg.net/category/infrastructure-engineer/
本記事は、2022年3月時点の情報を元に加筆・修正を行っています。
本記事に書かれている情報については、更新や仕様変更などにより、
実際の情報と異なる場合がありますので、ご注意下さい。
最終情報更新:2024年7月