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この記事では、「インフラエンジニアの業務は誰にでも務まる」理由について記載していきます。
インフラエンジニアって、勉強が必要だったりITに詳しかったりしないと務まらないのでは?
と思われがちかもしれませんが、筆者は、誰でもインフラエンジニアの仕事は可能 だと考えています。
筆者の自己紹介を簡単に記載致します。
▼筆者の紹介(ITエンジニアとしての業務経験) ・2012年SES会社へ入社(営業) 2017年に営業からインフラSEへ転向 <案件,業務経験要約> ・PCキッティング・展開 ・各種ネットワーク詳細設計・構築 ・各種サーバー設計・構築 ・ヘルプデスク(Windows、Office365製品サポート) ・仮想化設計/構築 ・クラウド設計/構築
筆者のSEプロフィールの詳細については、下記記事に記載しております。
筆者は、IT業界の営業(いわゆるSES営業)として仕事をしていました。
当初、エンジニアの仕事は特別な知識が無いと務まらないと思ってしましたが、
自身が、キッティング等のフィールド系作業、リーダー業務、そしてとあるきっかけからサーバー構築・設計業務と案件経験を積むにつれ、
インフラエンジニアの仕事は、特別な事をやっているわけではない。
要点をつかめば、誰にでもできる業務なのではないか と思えるようになりました。
この記事では、 筆者が考える「誰でもインフラの仕事が可能な理由」について、筆者の考えを記載していきます。
インフラエンジニアは、特別な事をやっているわけではない
インフラエンジニアの仕事は、設計 や 構築 等、
外から見ると、「とても難しそうな仕事」をやっているように見えます。
しかし、業務の一つ一つ、また作業の一つ一つを細かく分けると、実はそこまで大した事をしていない事が解ってきます。
具体的に、業務を細かく見ていきます。
▼インフラエンジニアの仕事の詳細 ・設計要件を見て、数値などを 「調べる」(ネットサーフィン、メールでの問い合わせ等) ・「設計書」と呼ばれるドキュメントに、調査した結果を記入していく(Excel・Word等作業) ・「構築手順書」と呼ばれるドキュメントに書いてある手順通りに、パソコンを操作してサーバーを構築・設定する(キーボード、マウス作業) ・もともとある「試験項目」表のドキュメントをベースに、似たようなドキュメントを再作成している(Excel・Word等作業)
物凄くおおざっぱに分類してしまうと、
Google検索等のネットサーフィンで何かを調べたり、
Excel・Wordでドキュメントを作ったり、
説明書通りにキーボード、マウスを作業してサーバーの設定をしたり、
もともとある「ドキュメント(Excel・Word)」を真似て似たようなドキュメントを作ったり
と、技術系と言われる作業の実態は、こんなものなのです。
特別な工具や機械を使うわけではありません。 使う道具はマウス・キーボードのみです。
調べたり真似をしたりといった行動がほとんど
次に、インフラエンジニアの仕事のパターンについて記載していきます。
こちらも物凄くおおざっぱに言ってしまえば、「調べて」「真似して」「説明書通り操作」、何かあったら「報告・連絡・相談」といった行動をエンジニアはただ行っているだけです。
▼仕事の行動パターン ・調べる ・説明書通りに操作する(キーボードを操作する) ・真似する ・報告、連絡、相談をする
これらを、業務的に言い方を変えると、
「要件を見ながら基本設計する」
「環境定義書通りに構築する」
「障害内容を課題として起票し、対応方針について内部で協議する。」
といった具合に、なんだかそれっぽく(エンジニア)言葉が置き換わります。
言葉が難しくなっただけで、やっている根本の行動は変わっていません。
業務をシンプルに分解すれば、難しい内容ではない事が解ってきます。
当たり前な事を当たり前にやっていれば、エンジニアは務まるし、キャリアップも可能
料理に例えてみます。
まず、料理経験のない人・浅い人が料理を作ろうとするとき、必ず、「レシピ」を見て料理をしますよね?
次に、経験をある程度積んでくると、「レシピ」を見なくても料理ができるようになります。
さらに経験を積んでいくと、「レシピ」をカスタマイズしたり、自分で作ったりできるようになります。
インフラエンジニアの仕事も同じです。
まず、レシピ(手順書、設計書)通りに作業をして、レシピや作業を覚えていきます。
次に、レシピ(手順書、設計書)があっているかの確認をしたり、カスタマイズできるようになります。
さらに、自分でレシピ(手順書、設計書)が作れるようになります。
そんな当たり前のことを当たり前にやっていれば、エンジニアは誰でも務まります。
もし、エンジニアの仕事やキャリアアップが上手くいかないのであれば、上記の順番がおかしかったり、前の作業をマスターしていないのに次の作業をしていたりする場合が多いです。
ITに興味が無くても、エンジニア業は可能
ITのテクノロジーに興味が無くても、エンジニア業は務まります。
筆者は10年近くエンジニアを続けていますが、元々ITに特別な興味や特化した技術があったわけではありません。
特別なスキル、ITへの興味は、エンジニア業をするにあたって必須事項ではありません。
もし、やりたい仕事が無いという方がいたら、インフラエンジニアの仕事は誰にでもできるよ、と私はオススメしたいと考えています。
重要なスキルの1つ「調べる力」について
解らない事は調べる、できているものを真似する。
といったシンプルな行動ですが、簡単そうに見えて、案外習得できていない方が多いと感じています。
「調べる」という動作については、下記記事でも詳細を紹介しています。
こちらもよろしければ確認してみて下さい。
まとめ
・インフラエンジニアは特別な事(難しい専門作業)をやっているわけではない
・調べる、真似をするといったシンプルな行動が大抵の業務
・IT人材は今後も需要が増える為、働くチャンスは減らない
・ITに興味がある、ないは関係無し
・シンプルな行動だが、習得できていない人も多い
当サイトでは、インフラエンジニアのキャリアアップの情報や、手引きを配信
筆者が常々感じているのは、「当たり前のことを当たり前にやっているだけでエンジニアは務まるけれど、なぜそれができていない人が多いんだろう」?という事です。
繰り返しますが、私は興味があってインフラエンジニアになり、今現在続けているわけではありません。「自分にできる事」、「収入がそこそこ得られる」から続けています。
当サイトでは、「誰でもできるエンジニアのシンプルな行動」について、筆者経験を元に情報配信をしていきます。
あくまで理論上ですが、筆者は特別なスキルを持っているとは考えていないため、
筆者と同じ行動を取れれば、私と同じ能力のエンジニアには誰でもなれるはずと考えているからです。
下記に、具体的なステップアップの記事についてまとめていますので、是非確認してみて下さい。