【IT業界】勉強嫌いな性格、インフラエンジニアは務まる?

悩む男性 ITエンジニア(インフラ)
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こんにちは。terminationです。

ITエンジニアとして働きたい(働き続けたい) 。でも、プライベートを犠牲にしてまで勉強はしたくない・・。
勉強嫌いな性格でも、IT業界のエンジニアとして働く事は可能でしょうか?

筆者について、簡単に紹介させて頂きます。

▼筆者の紹介(ITエンジニアとしての業務経験)
IT業界経験年数 7年(営業経験:4年SE経験:4年)

▼案件や業務の経験
・PCキッティング・展開
・各種ネットワーク詳細設計・構築
・各種サーバー設計・構築
・ヘルプデスク(Windows、Office365製品サポート)
・仮想化設計/構築
・クラウド設計/構築


私の経験から申し上げると、 勉強嫌いでもインフラエンジニアとして働いていく事は可能と考えています。

業務時間外で勉強をしている=実務でも活躍可能 というわけではありません。

仕事の時間以外、勉強をしなくてもエンジニアとしてやっていけるのでしょうか?

筆者自身の例ですと、私は、基本的に業務の時間以外にITの勉強をする事は殆どありません。
(資格のため勉強というものも基本的しません。理由は後述します。)

業務時間の中でいかに、成果を出していくかが重要と考えています。
逆に言えば、仕事で成果が出せさえすれば、勉強など不要(しなくてもエンジニアとしてやっていける)です。


筆者の経験を元に、勉強嫌いでもエンジニアとして活躍するのに必要な事を記載していきます。

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「勉強」は必要無し。エンジニアの業務は「カンニングOK」

筆者は、インフラ業務の上流系と言われる設計・構築系を4年程努めています。

4年前は、設計経験が無く初めての状態で、「設計業務」に携わりましたが、
「設計」について、業務時間外で勉強をした記憶はありません。

プロジェクトには「古い」基本設計書があります。その基本設計書を見て、後はひたすらググって調べるなり、人に聞くなりして、見様見真似で「設計」業務を始めていきました。

頭で何かを覚える(暗記)をするような勉強は必要ありませんでした。

むしろ、答えを探すこと(お手本が乗っているWEBサイト)や、答えを知っている経験者をいかに探して聞くか の方が、よっぽど大切だったと思っています。

学校のテストでは、「カンニング」は反則となりますが、エンジニアの業務の世界では、反則にはなりません。

知識があろうがなかろうが関係無し
最終的に答えにたどり着けることと、事を為し得ればまずはOK なのです。

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わざわざ覚えても忘れる、なので覚える必要無し

例えば、仮想サーバーを始めて自宅の検証環境で立ててみよう とします。

この時に、WEBサイトで、 仮想サーバーを無料で作成する手順 を探してきます。

・アプリケーションをダウンロードする
・アプリケーションをインストールする
・インストールしたいOSのISOイメージをWEBサイトからダウンロードする
・ISOイメージをアプリケーションで読み込んで、仮想サーバをインストールする

そんな流れが必要となってきます。

が、一つ一つの細かい手順を暗記する必要はありません。
その手順が書いてあるWEBサイトのURLだけ、保存しておけばいいんです。

あとで、必要になったら、WEBサイトのURLだけ開き直せばOK。

細かい手順を全部暗記しようとしても、どうせ忘れます。
なので、手順が書いてある紙(WEBページ)をそのまま残す事が重要です。

そして、必要な時に、一瞬でその紙を取り出せる状態にしておくことが最も重要です。

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必要な知識は後から勝手についてくる という考え

とはいっても、全てWEBサイトの手順通りに実施してみて、うまくいくとは限りません。
その場合は、調べるWEBサイトを変えてみたり、人に聞いたりしてみます。

大事な事は、自分で実践してうまくいくかどうかを試す という事です。

自分で手を動かして実践する事で、必要な知識は後からついてきます。

例えば仮想サーバーを自分の環境で構築した際、WEBサイトに書いてある通りに構築をしたとします。
IPアドレスやら、ネットワークに必要な作業があったとします。
始めは知識が無くても、自分で手を動かす事で、関連する知識も後からついてきます。

「サーバーと通信するためには、IPアドレスってものを設定する必要があるんだな。とか」何となくぼんやりかもしれませんが、知識は後から入ってきます。

勉強という行為をしなくても、知識は身につくという事です。

あとはその繰り返し。経験を積む事で調べる事にも慣れてくる。

あとは、その繰り返しです。

知識や手順を覚える必要性はまったくありませんが、感の良い人は、何度も同じ作業をすれば自然と記憶として定着していく事でしょう。

ある程度、記憶から経験を語れるようになれば、もう立派な中堅者エンジニアとして渡り歩いていく事はできます。

何度もカンニングペーパーを探していくうちに、探していくコツもだんだん掴んできます。

最終的には、プロジェクトにあるドキュメントそのものを自分の技術としてコピーできてしまえば、もはや立派な技術力にもなり得ます。※

※注:もちろん、ドキュメントをまるまるコピーしたり、外に持ち出す事は機密保持契約に違反となりますので、違反とならない、でも自分の技術にはしたい場合は、工夫が必要です。


業務時間外の時間も、勉強ばかりでは無く、リフレッシュや気分転換等、心身の為の時間に使ってみるのも、良いかと思います。